やはり立場上というのもあるでしょうが「コンテンツ」に対する考え方。
この部分は非常に難しいなと思いつつ、読みながらいくつか考えていました。
ひとつはプラットフォームとコンテンツ一次製作者、または著作物保有者との関係。もう一つがデジタル世界における特典や付加サービスについてです。
今に始まったことではありませんが、インターネットにサービスが立ち上がり「プラットフォーム」になることの優位性が説かれるようになりました。今では沢山のプラットフォームが存在しているわけですが、GoogleやAmazonなどのプラットフォームが強く、そこの言いなりのような状態となっています。
今に始まったことではありませんが、インターネットにサービスが立ち上がり「プラットフォーム」になることの優位性が説かれるようになりました。今では沢山のプラットフォームが存在しているわけですが、GoogleやAmazonなどのプラットフォームが強く、そこの言いなりのような状態となっています。
コンテンツを保有している立場の人・企業がプラットフォームに依存することによって、そのコンテンツを必要としているユーザとコンテンツ保有側とのつながりが殆ど無い。繋がる方法が無くはないけれども、基本的にはプラットフォーム側が更なるコンテンツの販売用マーケティングデータとして利用するだけとなっています。
理想としては「プラットフォームに依存しない方が良い」わけですが、それが現状難しいのでコンテンツ = プラットフォームになるぐらいが良いと書いております。この部分に関しては本の最後まで読んでいる限り、それに対する回答は示されておらず、あくまで現状強いプラットフォームに従うべきであると読めてしまったわけですが、コンテンツがプラットフォームになるくらい、コンテンツ保有側が力を持ち、利用者と直接繋がることができるようになるには、一体どうすればよいか…それについて私たちは考え続けなければならないのかもしれません。
もう一点気になったデジタルコンテンツ世界における特典や付加サービスというのは、CDやDVDではそれにしか収録されていない動画や曲が入っている事によって、デジタルではなく「そのCD」を購入させるというリアルな行動を促しているわけです。デジタルでも同じことが出来るのか?というところ。
その部分について「それ出来るじゃん!」って普通に思いましたが、考えが浅いのかもしれません。
知り合いのフクロウラボさんの技術が真っ先に頭に浮かんだ訳ですが、最終的には「リワード広告」の要素がありそうだと指摘されたので記述してみると、最初に考えたのはこんな感じ。
Androidアプリに関して、AというアプリにフクロウラボさんのSDKをインストールしている状態だとすると、Aアプリの中でBアプリがその利用端末にインストールされているか、されていないかの判定が可能となります。であれば、Aアプリ内でBアプリがインストールされていたらAアプリ内で再生できる動画や音楽、画像が閲覧できるというような仕組み。
もちろん、もっとちゃんと考えないといけいないわけですが、Bアプリインストールに対するリベートが無いのであれば「リワード広告」には当たらないのでは?とちょっと思ったりはしました。特にLINEのように自社アプリが沢山存在している場合は、この手法が効果を発揮するのかなと。その辺はビジネスモデルをもう少し検討することでもう少しスマートな方法が見つかるかもしれません。
本書を読んでいると、皆さんも色々ハッと気づく事や自社サービスに活かせるキッカケがつかめるかもしれません。
オススメです。
川上 量生
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