[読了]「つながり」の創りかた― 新時代の収益化戦略 リカーリングモデル

売り切り型のモデルからリカーリングモデル、中でもサブスクリプションビジネスがここ数年で非常に増えてきました。
サブスクリプションモデルは長期的に大きなプラスの利益をもたらす代わりに、ユーザの入会時からしばらくはその人単体でみると赤字となります。各ユーザ個人個人と長期的に関係を気づく必要があることは自明であり、途中で会員が離れていくようなサービスの作り方、例えば売り切り型のモデルで展開していた企業が同じサービス提供レベルでサブスクリプションを導入したり、サブスクリプションを解除しにくくするだけの施策というのは悪手であることは間違いありません。

KPIが販売数からユーザ数に変わる事ももちろん、より積極的に購入以降のタッチポイントを意識し、それを利用するユーザ数を捉えていくことが重要です。

各ユーザがどういうジョブを解決したくてそのサービスを利用しようと考えたのか。それを利用する事で次に発生する課題は何なのか。商品のアップデート・アップグレードや他社が行っていないタッチポイントを設けることで、ふとしたキッカケに自社を思い出したり、相談してくれるようなポイントは設けられないか。

はたまた荒れないような制約を設けてメンバー同士のコミュニティの場を設けることはできないか、メンバーシップモデルを構築はできないか。。。

以前機械学習まわりの話を聞いたときに面白い話が一つあって、AIを構築し未来に対し予測モデルを作りある程度の精度が出始めると次に起こるのは予測した数値に対する効率化の話であると。プロダクトの組み合わせによる効率化であったり人の配置に関する効率化、作業自体の効率化や最適化ではありますが、とても近い感覚を覚えました。
ユーザが何かジョブを解決するためにプロダクトを使うと次に発生するジョブは何かに考えを巡らす事、それが自社のプロダクトをアップデート・アップグレードするキッカケにもなるし、他社との差別化にもつながっていくという意味ではとても重要です。

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