本書ではマーケティング、データサイエンス、行動経済学の知見からヒットした商品や事象に対して人の欲望やバイアスなど、人の「悪」というか行動原理的な側面から捉え直し、なぜその結果が生まれたかを紐解いている本です。
昨今行動経済学的な文脈から逆にこういった人のバイアスを利用し、所謂ナッジという「暗黙のうちに誘導される」というと語弊があると思いますが、リバタリアンパターナリズムのような思想が出てきたりしています。
一方で人の認知バイアスというものは有名な図だと以下のようなインフォグラフィックが存在するくらいバイアスがありすぎて、ちゃんと調べたことはありませんが、ナッジというものは本当に"上手く"成立するのだろうか?と思ったりもします。
FACTFULLNESSは実はまだ積ん読状態で読んでいないのですが、データ元の数字が正確さとは遠いものである可能性という視点は確かに自分の中で欠けている部分でもあり、少しでも「本当かな?」と思うのであれば出典にあたったり自分で計算してみるなど、考えてみる必要があるのだろうなと思いました。
本書と関係はありませんがここ数年ニュースメディアというか、もっと大枠のメディアというと主語が大きすぎますが、Twitter等でバズったまたはリツイートやファボ数が多い物にスポットを当てて、それが一般大衆の意見であるとするものや、逆に殆ど言及されていないのにSNSでよく話題に上がっていると報道し、それを検証する人が現れたり直近のメディアが良くわからないなと個人的には感じていたりします。コロナまわりは特に酷かった気がしなくもなく普段からあまりニュースを見ていませんでしたが更に接触することが少なくなりました。。。
コロナ禍で緊急事態宣言が明け、一旦落ち着いた後に再度検査数を増やす事による感染者数は増加し始めました。新しい生活スタイルをニューノーマルといったマーケティング用語で説明されることもありますが、よりSNSやテレビ、インターネットメディアと接する時間が長くなる傾向にあるのではないかと思います。再度バイアスについて認識を深めながら自分で考える癖をつけていきたいところです。

0 コメント:
コメントを投稿