ということで、データ分析により効率化、売上向上、サービス向上など様々な企業が成功体験を積んでいるということを教えてくれる本で、とても良い本です。
もちろん、データ分析を早くから取り入れている企業でも業績が低迷している企業もゴロゴロしている訳ですが、一般的にはやはり分析によって良いスパイラルを生み出している企業の方が多いと思われるわけです。
そんなデータ分析を会社の文化として根付かせるのは、どの会社も苦労しているわけです。
会社立ち上げ時からCEOがデータ分析に重点をおいている企業は問題ないのですが、それ以上に経験豊富で直感を信じているCEOや役員が多い企業はとても大変です。
本書の中では「分析力を武器とする企業」を支える四本の柱として以下をあげている。
- 社運をかけた分析重視戦略
- 経営幹部のコミットメント
- 組織を挙げての取り組み
- 分析力をベースにした強み
やはりデータ分析の重要性を上から下まで、全員が共通認識として持っていることが重要なのでしょう。そして、そのデータ分析により顧客をつなぎとめたりと、他社が真似することが出来ない強みを獲得することが大事です。
一方で、データが大事だからと言っても何でもかんでも取れるデータは全て取るという姿勢では、その後データをキレイにするフローでだいぶ無駄に時間がとられる場合もある。
また、どこにデータ分析投資を集中するかを決めるべきですが、それを決めるには以下の質問について一度考えるべきだとしています。
- 他社との差別化の決め手になるのはなにか?
- 自社の強み、得意分野はなにか?
- データ分析の力合を借りたい部門やプロセスはどれか
- 自社事業にとって特に大事な情報はなにか
- 情報や知識で業績が大幅アップしそうな部門やプロセスはどれか
当たり前といえば当たり前。まずは一番効果が高い場所から対策を打っていくべきなのです。
本書ではAmazonやGoogleのようなネット企業だけでなく、老舗の店舗、保険業やセメント企業など、様々な企業が登場します。
企業文化的な部分での違いはあるにしても、それぞれの企業から学びがあると思います。
ぜひ読んでみてください。
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