[読了]この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)

この世で生活していくために必要な「カネ」。西原さんが実体験を含め「カネ」によって何かが崩壊したり、倫理観が失われたりと本当にちょっと前の日本なの?と思うくらいのインパクトのある本。

自分が育った環境や今自分が置かれている環境を悲観的に捉えることは誰しもがよくあるのではないかと思います。自分の両親の仲が悪い、離婚した、破産した、暴力的だった。最近でも虐待のニュースをよく目にします。
今いるところがどうしても嫌だったら、ここからいつか絶対に抜け出すんだって、心に決めるの。
そう。まずはここから絶対に抜けると心に決め
そうして運よく抜け出すことができたんなら、あの嫌な、つらい場所にだけは絶対に戻らないって、そう決めなさい。  そうしたら、どんなたいへんなときだって、きっと乗り越えることができるよ。
自分の進む道に元の環境へ「戻る」という選択肢が無い状態へ進んでいきましょう。今までもしかしたら、あまり自分が"楽しい!"と思うことが見つかっていないかもしれません。西原さんのように"絵を描く"という行為が自分を救っていたというパターンもあるかもしれません。

それを自分の生業にすることはできるの?
キングコングの西野さんも言うように「仕事になるまで遊べ」ということかもしれません。西原さんはこう言います。
「どうしたら夢がかなうか?」って考えると、ぜんぶを諦めてしまいそうになるけど、そうじゃなくって「どうしたらそれで稼げるか?」って考えてみてごらん。  そうすると、必ず、次の一手が見えてくるものなんだよ。
なるほど。「夢」という言葉で空回りしたりイマイチやる気が出ない。そんなこともあるでしょう。それでも「どうしたらそれで稼げるか?」を考えながら次の一手を模索する。それが大事なのかもしれません。

最後にどんなに周りの環境がどんなに劣悪でも「希望」を諦めてしまうという行為をしなければ、「動き」をとめなければ、全くの0の環境からでも何かをはじめることができます。
自分が生まれた環境がどんなに酷かろうと、それを受け入れてしまうことをしなかったから。 「希望」を諦めてしまうことを、しなかったから。


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