新しいサービスを開発したりモノを作ったり、デザインを考えたりと社会で生活する上で、アイディアを出すような場面は何度も訪れます。何か物を生み出し世の中に放つ過程は常に発散の過程と収斂の過程を経る訳ですが、社長のようなグループの中で力を持つ人や代表的な人が発散となりアイディアを思いつき次第バンバン伝え風呂敷を広げてみたり、グループの中でのアイディア出しの過程において皆が発散の過程に携わったりすることで色んな発散の過程が生まれます。ただ、その発散したアイディアを何か一つのモノとして具体化する収斂の過程においては予算だったり、実現可能性だったり、必要なモノが手に入らなかったりと様々な障害が生まれます。
「「畳み人」という選択――「本当にやりたいこと」ができるようになる働き方の教科書」では、風呂敷を広げる人のことを「広げ人」と言い、その広げた風呂敷を’現実的なモノとして生み出し実現し、世の中に出す人のことを「畳み人」と言います。(決してサービスを畳む事ではありません😥)
「畳み人」は即ちプロジェクトマネージャーに当たる立場になり、「広げ人」は即ちプロジェクトオーナーに当たるといえます。プロジェクトマネージャーはプロジェクトの全ての課題や今後発生するであろう課題を考えながら前へ進んだり、プロジェクトを進めている現場の人のモチベーション含め、様々な事に気を配ります。またプロジェクトオーナーに対して、そのプロジェクトで発生している全ての課題を共有するわけではなく、マクロ的な課題のみ伝えていくことになります。
即ちマネージャーが単なる伝書鳩になるのではなく、細かい課題やプロジェクトの進行が止まらないような軽微な課題に関してはマネージャーとして意思決定を行っていくことになります。
本書ではそんなプロジェクトマネージャーとして、どう立ち居振る舞っていくかが著者である設楽さんの言葉で経験を基に語られた本です。
0 コメント:
コメントを投稿