まずはファクトをメモし、そのファクト情報を抽象化、その抽象化された情報を転用し具体化していく。この過程をとことん繰り返す事の重要性が書かれた本です。
この過程はどの分野でも用いられているように感じますが、実際に自分が行えているのか?と言われると全くやっていないと言わざるを得ません。この過程が一つの手法として語られているという実例としては例えば新規サービスを考える上で採用される手法の一つとして挙げられるKJ法もその一つでしょう。
ウェブサービスを実際にユーザテスト等のエスノグラフィ的な調査を通じて発話・行動してもらい、それを一つ一つ一言のキーワードとして抽出、それが本書で言うファクトになります。そしてそのファクトをグルーピング化した後一つのラベルを付けます。この過程が抽象化、その抽象化した情報を新規サービスやアイディアへ転用させていく。まさにデザイン文脈で語られるKJ法そのものが本書のメモを通じた夢の実現そのものなんだろうなと感じました。
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