勇者刑に処す (全4巻)を読んだ。
死ぬことを許されない勇者刑。その刑罰は死刑以上の最大の刑罰として存在していて、生きている間に"重大な"犯罪を犯すことによりくだされる刑罰。手足を失おうが"修理"されることで再び戦線に復帰し、生きている聖騎士団を逃がす役目や先頭を切る役目を負う。
勇者刑をくだされた経緯は人それぞれ違うけれども、自ら志願して勇者刑を受ける事も可能であり、そんな特殊な大罪を背負う主人公ザイロが仲間の勇者刑受刑者と共に戦う。
既に魔王軍に大部分が支配され人間の生きる地域が少ないという状況から少しずつ人間の支配地域を拡大する。その過程で少しずつ明かされる他の勇者刑受刑者。
人間側で様々蠢く思惑と人間のように振る舞う一部の魔王が話を面白い展開へと導いている。読んでいる読者は知っているが主人公のザイロは知らないという情報があるからこそハラハラさせられたり、戦場における決断の面白さが引き立っている作品のように思います。
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