本書では悩む事で幸せになるという考えのもと、「悩み」への対処の仕方を最初の2章で書きつつ、後半は仕事や人間関係、恋愛や日常など様々なシチュエーションにおける「悩み」に対し、どう対処するかが書かれています。
本書は「質問力の本」と言っても過言ではなく、悩みに対し、どう自分に質問をし自分で回答するかが書かれていますが、それは「悩み」それ自体が生まれる場合というのは理想や期待、価値観や変化に直面した際に発生すること、そしてそれらは他者や社会から植え付けられたものである可能性が高い事に起因するため、「自分がどう思うか?」「自分はどうしたいのか?」を常に問うことが重要であるとしているためです。
こういった自分への質問により、自分の価値観と他者からの意見を区別できるようになったり、新たな自分のワクワク感の発見をすることで、何か新たな「悩み」への対処が"うまく"、そして"はやく"なることでしょう。
また本書はジャーナリングの本とも言えて、質問に対する回答をノートに定期的に書くことで一つのマインドフルネスの実践とも言えるのではないかと思いますし、実際マインドフルネスのジャーナリングとして挙げられている質問と全く同じ質問が本書内で登場したりもします。
ジャーナリングでの「質問」の数を増やす(?)意味でも、本書は50個以上の質問が各テーマごとに散りばめられていて、質問のリファレンスとして使う事もできるのではないかと思いました。そういう意味では今悩みがある人だけでなく、マインドフルネスを実践している方にも一読いただきたい本だと思います。
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