短期間で状況がどんどん変化していく感じとソユンの死という強烈なインパクト。陽奈自身の期待と苦悩、気の沈み。沈んでいる時の陽奈は、まるで景色がモノクロになっているように読んでいるだけでも感じられた。
日本と韓国という国や文化を強く意識させられるが、個々人においては普遍的というか共通したものがある。
「人を舐めないこと」という言葉は、もしかすると人と真剣に向き合うこと、自分自身と真剣に向き合うことなのかもしれない。陽奈がソユンの事だけでなく、自分自身とも向き合い新たな道を進んでいく。常に自分が「地の塩、世の光」として、誰かにとってなくてはならない存在となれるんだということを信じる事。
この小説の中で誰もが真剣であったように思う。もちろん「IF」を考えてしまう事も沢山あるが、それでも今現在に立ち返り現在を生きる事に真剣であるように映ったし、真剣だったからこそ次の人生・行動へと繋がっていっている感じを受けた。
思うがままに...As You Like It.
国を問わずキレイな花を咲かせるアカシアの木。陽奈とソユンの原体験の共通性も含め、とても印象的に書かれている。
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