[読了]すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。
「教わる力」が足りないために、成果というゴールに最短距離で進むことが出来ない。余計なところに寄り道をして、成果を出すために遠回りをしてしまうという著者の主張を基に、いかに「教わる力」を鍛えることが重要かが説かれている本です。
たしかに「教える」事にフォーカスした本は山程あれど、「教わる」ということにフォーカスした本は見当たらない。ただし、やはり主張の内容的にはゴール思考というかWHYから始めるという事に帰結するのかな?と思わなくもありませんでした。
「教わる力」を鍛えると車のナビと同様に
- 現在地の確認
- 目的地の設定
- ルート候補の設定
- ルート候補の選択
- ルートの決定
ビジネスにおいて、何かのタスクやプロジェクトが進み始める場合、一旦求められている「ゴール」を意識するようにし、そこからHOWを考え、実際に何を行うかというWHATを考えるというプロセスを経ることが多い。
ようするに、その部分が重要なのかな?という印象でした。そういう意味では「教わる」という事にフォーカスしている本は少ないかもしれないわけですが、本書に書かれている内容について触れられているような本は多いと思われます。
[読了]突き抜けた結果を出す人はなぜ「まわり」に振り回されないのか?
本書では、大きく分けて以下の5つによって振り回されることがあると分類し、それぞれの状況によってそれに対処(コーピング)するためには何を意識し、初手として何を行えばよいかという内容が簡易にまとまっています。
- 雑音
- 感情
- 世の中
- 体調
- 人間
どちらかと言うと、最近周りに振り回されているな…とか、仕事中・勉強中に集中力が途切れがちだな…とか、感じた時に目次を見て今陥っている状況を冷静に見つつ、どういうふうに考えてみれば良いのかという事を一度冷静に考えてみたり、一旦原因を書き出してみるというような使い方が良いのかもしれません。
自分自身、「あー、そういう事ってあるなー」って思うものもチラホラあったりして、まぁそれ自身をネガティブに捉えるのではなく次に繋げていく事を覚えたほうが良いなと。
タスクを先送りしてみたり、どうしてもやらなければならない状況に陥っているのに、他のことに手を付けてみたり…
いや、みんなもあるでしょ?(笑)
[読了]ユダヤ式Why思考法
それはマスコミや政府、様々な情報に振り回され、脊髄反射的な反応がTwitterなどのソーシャルに流れています。「Why」が無いとサラッと流してしまいそうな事実も多いのではないでしょうか?
本書は「本質思考」と言っても良いと思いますが、普通の「Why」ではなく、ユダヤ教特有のmeta的な考え方が紹介されている部分が面白いと思います。
神の視点といえる、主観でも相手の立場に立つ客観でもなく、全く別の次元に立って考える。そこから得られる新しい視点と知見の重要性は本書を読むと理解できるかもしれません。
常に議論し、頭を働かせ、本質を捉える。
時に現実とはかけ離れた前提に立った議論ですが、そこから垣間見える本質。それは表面的な言葉の議論ではなく、実際に存在する複雑な問題を例えたものだったりするのです。
それを咄嗟に理解出来ないとしても、その現実から離れている議論でも「ありえない」などの一言で片付けることなく、その議論にも全力で取り組む。その姿勢の重要性を本書で知ることが出来ます。
以前、元LINEの森川さんが会場に
- 大企業とベンチャー企業のどちらが強いか?
- 人とお金、どちらが大事?
- カスタマーサービスと利益、どちらが大事?
- 技術的な差別化とスピード、どちらが大事?
というような質問をセミナーでしておりましたが、こういう究極的な質問を常に考えるのは良い頭の訓練になるとともに、自分の立場・主張を意識出来て良いですね。