[読了]意識をデザインする仕事 「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの

意識をデザインする仕事 「福祉の常識」を覆すピープルデザインが目指すもの
「デザイン」の力で普段の生活で交わることのない、もしくは少ない2つのグループをつなぐ。
それは健常者と障害者しかり、高齢者しかり、被災者しかり。
意識のバリアを壊し、ハンディのあるなしにかかわらず、皆が自然と混ざり合う社会を作るということをモットーに活動を続けている須藤さんの思い、とても熱いものがありました。

読んでいて感動します。
最初は障害を持った自分の息子という存在から始まった活動ですが、障害者が普段の社会から分離された環境で、誰からも目をかけられないような社会になっている現在の日本。
その世界に須藤さんの従来のアパレル職を活かし「おしゃれ」「ヤバい」デザインを持ち込み、それを障害者向けではなく一般の人向けに打っていくところが凄いですね。

思い返せば、本書で紹介されているような障害者の人向けに作られたプロダクトが逆に一般のアパレルの世界に取り込まれていると感じるものも多く、一般的に壁にぶち当たる事で革新的な仕組みやプロダクト、サービスができると思いますが、障害者や福祉という軸もひとつの「壁」なのかもしれないなと感じました。

サービスを考える上で、エクストリームユーザーではありませんが、もっと広い視野をもってリフレーミングすることも重要なのかもしれません。



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