[読了]アンバサダー・マーケティング

アンバサダー・マーケティング
原題アドボカシー・マーケティングですが、サービスを沢山利用してくれて売上に貢献してくれるという「ロイヤリティ」が最も望まれる顧客だと言われてきたが、アドボカシー・マーケティングでは、さらにその先でそのサービスを他の人に「オススメ」してくれるような人、すなわち「アンバサダー」を獲得しマーケティングの一躍を担う存在として企業の生態系に溶け込んだ存在とするような、そんなマーケティング手法です。
そのためには金銭的な報酬は一切与えず、特にロイヤリティを感じさせるようなアンバサダー向けのイベント運営だったり、新商品の試用や会社経営陣との意見交換など複数の方法でより自社のアンバサダーとして特別な意識を持ち続けてもらい、他の人のオススメしていただくよう努力をする事が大事です。

本書では単純にアンバサダーマーケティングとは何か、実際の米国事例としてどのようなものがあるのかということが例示されていますが、海外の事とはいえ確かに大企業が実践しているというだけでも、自社で出来ない事はないと思わせてくれます。
そして、対経営陣に対してはやはりROIなどの計測数値がきになるところではあります。それに対しては計測すべき数値や定義も本書に載っていますし、運用方法なども例示されている点でとても実践的なものに仕上がっています。しかしながら、本書最後の方に述べられている通り、ソーシャルメディア自体、現在無視できない存在となっているわけで、そのソーシャルメディアというものが購買行動やサービスへの関わり方に関してどう影響を与えているのかというのは今でも解明されきってはいませんが、だからといってソーシャルメディアを使わないという選択肢にはならないはずです。

新しいツールが出てきたらすぐに飛びつく会社もいれば、慎重な会社もいることは確かです。
ただAmazonのように他がやっていないからやらないとか、そういう思考に陥らずに常に挑戦し続ける事が大事でしょう。



アンバサダー・マーケティング
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