ちゃんと理解できたかどうかは別として、Gitとかも思想が好きです。所謂"ナレッジ"に対してのアプローチと似ていて、情報をどう整理するか、巨大なコミュニティで大勢の人がどう関わって、どう新しいものを作っていくのか。
一言でいうならば「コラボレーションワーク」ですね。
そこに対するアプローチの方法を学ぶうえで、システムの思想的な部分は有益だと感じることがあります。
単純なシステム思考というだけではなく。
本書から学ぶことは多かったわけですが、丁度いまの時期(シンギュラリティ)という話でいうなれば、「システムはデータを生み出さない」「システムはフィルタである」という主張に関して、AIはどうアプローチするのだろうか・・・と思いました。
常にInputのデータがあって、そのデータをクレンジングするにしろ、整形するにしろ、システムが0から1を生み出すということはないということです。
ソフトバンクのPepperが、なるべく人から情報を得ようという意図でロボットのデザインなどが考えられていますが、それは自発的に情報を創りだしてはいないかもしれませんが、人に情報を創りださせる雰囲気を作り上げているという意味では、もしかするとシステムがデータを生み出し始めているといえるのかもしれません。
外界の温度データや圧力データ、方角などの磁気系データなどは、システムが生み出しているとは言えるのでしょうか?本書的には生み出していないという考え方なのかもしれませんので、そう考えると、ロボットが人に情報を提供するような雰囲気を作り上げたとしても、それは情報を作っていないという理解になりますが。
その他、次に気に入ったのは、プログラムを小さく保つ事の重要性ですね。
UNIXが未来を未来志向であるという理由はこの辺りにありますが、処理効率よりも移植性を重視し、次から次へと出てくる新しい概念にもすぐに対応できるようになっている事。実際Windowsやその他OSだけでなく、WEBプログラミング言語系がUNIXに近い思想で作られているのかどうかと言われると、違うと思いますが、出来ればUNIXに近い思想の言語を勉強したいと感じました。
「マーケティング」にも通じる思想もUNIXのベースとなる思想にあって、顧客にカスタマイズ性を提供することで、顧客が自分が使いやすいカスタムを行う。そしてその結果、そのサービスから離れなくなるというものです。
WEBディレクションの過程で、サービスだったりWEBデザインだったりのワイヤーを考えるうえで、時々こういう機能を取り入れようと思うことがあります。
そういう意味においても、やっぱりシステムの思想をちゃんと考えることって重要なんだなと思ったりしました。
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