情報過多だったり情報不足だったり、不適切な用語や内容などによって混乱をきたす。そんな状態から意図、現状把握、方向性を決め、KPIなどの達成度を測りつつ目的までの距離が縮まっているかを逐次確認する。
またその一度作った構造をリストラクチャリングしつつ更に大きな目的を目指したり、目的までの到達速度を早めるということがあるでしょう。
普段インターネットの世界で業務をしていると、この情報構造がいかに大切かを肌で感じるところではあります。
本書にも少しだけ関係があると思うのですが、最近個人的に考えているのはウェブサイトの1ページ1ページはフィルタの役割をしているという概念です。デザイン思考の中でもジャーニーマップのような1ユーザ(ペルソナ)のシーケンス的な行動を表す図で不足しているなと思っているのが「モーメント(コンテキスト)」的な概念ではないかと思っていて、本書の中では自宅や勤務先のようなpositionを図に表すことでコンテキストも表していると書いてはいるのですが、少ししっくり来ていなくて実際ウェブサイト1ページではそのページの情報を探しているという意図を持った人の想定と、その人に対する次のステップを示す導線・ボタンなどがマイクロコンバージョンとして存在してる訳です。
そのページ自体にランディングした時の単純なモチベーションだけでなく、意図やマイクロコンバージョンを達成するモーメントにフォーカスをしても良いのではないかと。
うまく書けないのですが、その意図のズレやモーメント・モチベーションのズレがあると結局コンバージョンしないということになります。
本書の"意図表明"の内容なんかを読んでいると、プロジェクト推進というだけではなく1ページごと、または1コンテンツ群ごとにユーザへ意図を表明することで、それが偏光フィルタとして機能し、ページにランディングしたタイミングでは様々なモチベーションだったものがある程度1方向に向き、その後のウェブサイト内のシーケンス的な流れに乗るよう仕向ける。
そういう考えが大事なのではないかと最近思ったりしていました。
そういう意味で、ちょうどタイミング良く本書を読めたかなと思います。
アビー・コバート
ビー・エヌ・エヌ新社 (2015-10-22)
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