「硬直マインドセット」とは自分に限界を設けていたり、努力によって変化または能力が上がるはずはないという信念で、非常に保身的なマインドセット。過去に「天才」だと褒められたり、「あいつは頭が悪い」などと自分との優劣をつける、または「努力」を悪と考えている人が陥っているマインドセットです。
その一方で「しなやかマインドセット」とは「努力」によって変えられると信じているマインドセットで、何かの分野で大きな失敗をしたとしても、その失敗を糧として「努力」することによって次のステップに進むことができると信じています。
このマインドセットによる違いを本書ではスポーツ分野、ビジネス分野、教育分野などの複数の分野における著名人を例に、その思考でどのようにその人が振る舞い、その行動がどのような影響を与え、結果どうなっていったかを示します。
自分で限界を設ける思考はよく小象に足紐をつけて拘束すると、本当は抜けられる力が出てきたとしても、絶対に逃げ出すことが出来ないという思考に囚われ脱出を試みない~などという話もされますよね。
そんなの当たり前と思っている方でも、例えば自分が「偉い」と見せたいがために部下に強くあたったり、いじめたり…そういう事件や話はインターネット上ではよく聞きます。
完全に「硬直マインドセット」にとらわれてしまっている話です。
日々、折に触れて自問したいと思わせる。そんな本でした。
キャロル・S・ドゥエック
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