[読了]Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか

デジタルというものに対しての理解の薄さ、インダストリー4.0に対するイメージの払拭という点、そして「現場」は現行維持バイアスで変わりたがらないからTOPが意識し変わるべきという事を指摘する本と言ってしまって良いでしょうか。

現場に配属した若手にとっては会社が旧態依然としている点や技術の古さ、新しいものと接し学ぶ事の楽しさが失われ転職へつながる事が多い今こそ年配の方が自分の自尊心を傷つけることなくデジタルに対して意識させてあげるためにはとても良い本だなぁと思った次第。

若干ちゃんと理解できていない点と腑に落ちない点としては

  • 自社開発よりはパッケージを導入する方が良いという主張
  • パッケージを販売すればInitialは高いかもしれないがRunningは低コストでほぼ利益として計上できる
という点が、矛盾とまでは言わないけれども、主張というかポジションが若干変わっていないか?と思ったところです。

パッケージの導入は改善や新しいシステムへの差し替え、新仕様や法律に対する準拠など自社で開発を行っていた場合には結構時間もかかるし大変であるという事は確かにそうなのですが、条件としてはカスタマイズは行わない事などがあげられます。
独自カスタマイズは古いシステムを残すキッカケでしかありませんが、個人的にはそれは同意しつつパッケージによって各サービスが自由に接続できること、すなわちベンダーロックされることがないパッケージはそれほど多くないと考えており、それだけをもってパッケージ導入をはやめる意思決定をするのも如何なものかと思ったりしました。

パッケージの販売はそのとおりで同意です。
インダストリー4.0の部分で意思決定を早くしたり、現状把握をすぐ行えるようにするというただのIoTではない部分の重要性は、未だにちゃんと理解されることが少ないのかなという印象ですが、自分もまだまだ出来ていない部分があるという再認識のキッカケにもなりました



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