
今となっては知らない人はいないかもしれないAnkerの創業からその根底にある思想、そしてジャパンの立ち位置と取り組みが紹介されている本です。少なくともAmazonでモバイルバッテリー等を探している時に目にしない事はないのではないかとさえ感じています。
「Anker 爆発的成長を続ける 新時代のメーカー」を読んでいて、一番凄いなと思ったのがハードウェアメーカーでありながらソフトウェアメーカーのアジャイル、スクラムじゃないけれども、ユーザからのフィードバックを1〜2ヶ月で反映させ、新たに改善されたプロダクトとして販売していくという、そのスピードとパワーです。日本だと10年前とかにアクティブサポートブームが来て、Twitter等のソーシャルを通じて顧客のクレームに対処し、早めに不満を解消してあげたり火消しをすることで顧客満足度を上げたり、炎上を未然に防ぐというような思想がありました。
とても保守的だし、自分たちの防御を中心とした日本らしい考え方なのかもしれませんが本書を読んでいると、全くそうではなく積極的にクレームを探し、それをプロダクト化することで製品としての完成度や満足度がどれだけ高まるかを考え1〜2ヶ月で新しいプロダクトとして放つという、この積極的な姿勢を何度も見ることができます。アップルのように商品に不具合があるのであれば、すぐに新品と交換したりと顧客満足度の高さの理由も納得です。
ここ最近、漠然とではありますが以前は 日本企業の顧客対応は素晴らしい という風潮がありましたが、最近は海外企業の方が本当に凄くてメール問い合わせをしたら1時間以内に返信が来たり、ソフトウェアでも不具合問い合わせをしたら改善したプログラムを作ってみたから試してみてくれとサポートからプログラムが送られてきた事もありました。AmazonのAWSなんかも本当に、どんな小さな要望でも良いから欲しいという姿勢が強く感じられますし。。。今は日本企業の方がサポートの質は相対的に見るとだいぶ悪いのかもしれません。
考え行動する力。これを学ぶことができる本でした。
どうでもいい話、最近Ankerのスマートプロジェクター購入を迷っていた時期がありました。今まで買ったスマートプロジェクターは安かろう悪かろうな商品ばかりだったので、高いもののほうが良いのかな?とか、とはいえ購入して失敗したらダメージが大きいしと色々考え、Ankerのお手頃のものも、ちょっと買う勇気がなく。。。直営店か電気屋かわかりませんが、実物を見てから決めたいかなぁ。本書を読んでとても信頼度は増しているのですが 🙍