[読了]1日3分!天才に変わる方法
2011年の本ですが、本書では集中力と継続力に関して、どのように育むべきかが書かれている本です。
集中力は例えば勉強開始前のイメージトレーニングが有効であると書かれています。今日勉強する部分を考えながら、ここまでは絶対にわかるようになるなどと意識しながらトレーニングをします。注意が散漫し、全然集中できない場合は紙に黒丸を書き、それを一定時間じっと見つめるというトレーニングも有効だといいます。
継続力という意味では習慣化がメインとなりますが、10秒でできるような小さな事から習慣化をはじめるということも大切。ただ勉強でよくあるのはやはり目標を立てた日だけ頑張って、数日立つと気持ちが萎えてしまうという点で、勉強マインドを育てるためには、良くないと感じている習慣を続けた場合の結果・末路を紙に書き出してみたり、達成したときの自分を書き出してみたり、自分の目標や決心を周りの人に対して宣言することも大切です。
このあたりは最近の習慣本でもよく書かれているものではありますが、10年以上前の本でも全く同じ事が書かれているという点で評価できるだけでなく、本書には「アントレシート」という目標達成の補助ツールが紹介されています。「アントレシート」を毎日記入することで自分が毎日目標を意識して前にすすむだけでなく、自分を客観視しながら良かった点などの記録を残していく事で成功体験を積み重ねることができるようになっています。
すぐ読める本なので、習慣化で悩んでいる方は一度読んでみても良いかもしれません。
[読了]知力の鍛え方―バカにならないための思考トレーニング
少し古い本ですが「知力の鍛え方―バカにならないための思考トレーニング」を読みました。
本書では物事に対して正しく疑うことの重要性が解かれています。メディアやウェブ、権威のある人が述べた主張をそのまま鵜呑みにするのではなく、「ほかの可能性はないのか?」「ほかの側面はどうなのか?」といった疑問を呈することで考えるというトレーニングになるとともに、自分の考えとして定着します。
疑問といっても、ただ疑問に思うだけで行動に移さないのであれば、それは「非生産的な疑問」であり、結論が出ないような疑問もそれと同様でしょう。つまり疑問を持つだけでなく、それに伴う行動をとることが大事であり、それが生産的な疑問と言えると述べています。
行動とは疑問を解決するために更に自分で調べてみたり、疑問を解決するよう行動に起こすということです。
また本書では疑問を呈することに対するトレーニングとして、帰納的な手法も有用であると言います。例えばファーストリテイリングやソニーなど、何でも良いとは思いますが、業界で"成功している"と思われる企業やサービス、事象をテーマとして、"成功した"という結論を導く「どうしてそうなったか?」という疑問から導く「原因」を複数想定していくという手法が書かれていますが、これは確かに自分でもすぐ取り入れられそうだし、成功の要因をまとめていくことで自分の中に芯となる考え方が生まれるだろうと思われるので、とても良い気がしています。ある意味成功事例を研究しているMBAと同様の枠組みなんでしょうね。
眼の前にいる相手に対して疑問を呈する場合は、何でもかんでも疑問をぶつけるのではなく疑問を呈するタイミングを見極めたほうが良さそうだということと、単に疑問をぶつけるだけでは、その後の行動や展開に結びつかない可能性もあることから解決策を5W1Hで導きぶつけてみるなど、少し工夫したほうが良いようです。
当たり前の内容なのかもしれませんが、個人的には本書は良い本なのではないかなと思います。
本書では強いメディア批判も含まれていますが、最近だとテレビもそうですがYouTubeも問題なのかもしれませんね。