[読了]30代サラリーマンが1日1時間で東大に合格した 「超」効率勉強法

学習法に関する本です。
本書では著者が社会人で東大へ合格するまでの学習方法やモチベーションに関しまとめられていますが、社会人として大学に入り直す等がなければ前半を中心に読むと良いかもしれません。

前半では受験勉強だけでなく資格試験に合格する事を目標としても大いに役立つ内容がまとめられており、過去問の使い方や短時間で目標達成するための考え方などを見ることが出来ます。

後半といっても最後の章あたりは特に受験にフォーカスされているので、特に受験する方や受験に関わる方以外はパラパラとめくる程度で良いかもしれません。もちろん考え方として学ぶべきポイントはあると思いますが。

僕自身も、著者と同じく(?)かなり面倒くさがりであり、計画倒ればかりで相当自分に嫌気が指していたりするのですが、計画とは別にモチベーションが上がらなかった際に行う「作業」は事前にピックアップしても良いかもなと思いました。

あと自分が頭を使えていないと感じるので復習がてら、少しまとめる作業も導入してみようと思います。

[読了]たった1分見るだけで頭がよくなる 瞬読式勉強法

ホントかな?と思いつつもパラパラ読んだ速読本。
速読の上の瞬読だよというツッコミはあると思いますが、まぁ一般人的には速読本という括りで別に良いかなと。

文字をイメージ化することをトレーニングして、文字を追うから映像として記憶するようなトレーニングを行うものと理解しました。

[読了]あなたもきっと依存症 「快と不安」の病

「依存症」について現在国際的に「依存症」として定義されているものとして、従来から存在する薬物だけでなく、ギャンブル、オンラインゲームといった新しく定義された「依存症」についても詳細に書かれています。

本書を読んでいると、なぜ日本はここまで「科学」を軽んじているのだろう...と思わずにはいられなくなります。研究とその成果が適切に法律に反映されることなく、法律だけは硬性的な性質がどこまであるのかは分かりませんが、何十年も変化することなく改正されず世界との差が開いていくばかり。

メディアにしても感情論優位で罰する事に重きを置く論調が多く、日本全体として今までと変化させないこと、「エタヒニン」ではないけれども、過ちを犯した人を罰することを徹底しており、個人的には見下した批判を行っていると言わざるを得ません。

本書によれば、依存症とは...
ある種の物質の摂取や行動の反復によって、脳の機能が変化してしまい、コントロールが利かなくなった状態
とされています。また別の箇所では「ライフスタイルの病」と書かれています。「遺伝子のスイッチ」でも書かれていましたが、脳の中の報酬系神経回路が薬物等で強く強化されることにより自分でもコントロールが出来なくなる事により依存症は発生するわけですが、薬で完治させることはできなくとも、薬とその依存するきっかけとなる行動を引き起こすトリガーを避けるという意味で自分の行動を意識的に変える事の両方が必要となります。

意思ほど役に立たないものはなく、本書においてもトリガーが引かれる事により快感回路にスイッチが入ることで渇望が生じるなどの事例が再三語られています。

依存症は本人だけの問題ではないこと、厳罰化すること、それ自体に意味はない事など、本書から学ぶことは非常に多いと感じます。特に最後の章は皆に読んでもらいたいところです。
過ちを反省し悔い改めて立ち直ろうとするものを、温かく迎え入れ、回復に向けてともに進もうとする社会

そんな社会に日本もなってほしいなと感じました。まずは自分から。

ここからは若干本書のテーマ「依存症」からは離れるのですが、依存症から回復するための認知行動療法の話の内容が、人間が習慣を形成するための自己啓発的な本の内容と重複していることは非常に面白い点だと感じました。

人が依存するための行動や習慣を形成してしまうのも、何か人生で目標に向かって良い習慣を作る際も、同じ人間であるから結局のところプロセスというか考え方は一緒だということなのでしょう。

本書を読もうと思ったキッカケは別に身近な誰かが依存症であるとか、病理としての依存症に興味があったわけではなく、自分が獲得したい行動や達成したい目標というものが漠然とあったとしても、すぐにテレビを見てしまったりインターネットを眺め始めてしまうという行動、それ自体が「依存症」と変わらないのでは?と思ったからに他ならないわけですが、本書から引用するなら

依存症とは失敗を繰り返しながら、良くなっていく病気

治療では、「ラプス」を失敗ではなく、「重要な治療の契機 」としてとらえる。つまり、何が原因でラプスに至ってしまったのか、何が引き金を引いたのか、何が不十分でそれに対処できなかったのかなど、改めてライフスタイルや自分の弱みを再認識して、さらなる治療に役立てるという考え方

といった部分がハッとさせられました。「ラプス」とは「一回の失敗」の事ですが、自分が例えば「勉強するぞ」 と思ったのに「テレビを見てしまった」場合、それは「ラプス」と言えると思うわけですが、その「ラプス」は何が原因で発生したのか、何が引き金となったのか、何が不十分でそれに対処できなかったのかなどをもう一度よく考える必要があるというわけです。

自己肯定感を向上させるためにも「ラプス」に対し対策を考え、成功体験を積み上げていく事が大事なのだと思います。そういう意味でも本書は「依存症」に興味があるないに関わらず、目を通していただきたい、そんな本でした。


[読了]遺伝子のスイッチ: 何気ないその行動があなたの遺伝子の働きを変える

本書前半では遺伝学の基礎的な知識を説明し、後半で薬物依存やマルトリートメントと言われる、育児放棄・児童虐待と脳の関係について説明している本です。

遺伝学の立場から「エピジェネティクス」の考え方を基礎として、エピジェネティクスと薬物依存、エピジェネティクスとマルトリートメントを後半で説明していますが、専門的な用語も多く何となく「エピジェネティクス」を理解し、何となく後半も理解したという感じになってしまいました。

もう少しエピジェネティクスの入門書を読んだ方が理解しやすいかもしれません。また本書をもう一度最初から読むと凄く理解が深まりそうだなという印象です。

「エピジェネティクス」に関しては実は初めて用語としては聞いたわけですが、よく考えてみれば確かに脳は脳の機能として、小腸は小腸の機能として遺伝子が発現していることを考えると、各遺伝子に対して活性・非活性の仕組みが適切に働いていることは間違い無いことなのだと理解できます。

薬物にしろマルトリートメントにしろ、それがエピジェネティクスと強く関係していることは理解できました。
薬物はもマルトリートメントも後天的に脳の遺伝子に作用することで依存の仕組みが形成されるわけですが、マルトリートメントは生後の期間、親が子供に対する愛情表現がその後の数年間だけでなく数十年間、更にはそれが次の世代へも影響を与える可能性があることを示しています。

一方で薬物に関しては生後という期間ではなく、成長後にも変化することを示しています。
確かに本書を読んでいると今からでも自分の行動や食生活などで遺伝子のON/OFFそのものを変化させることが出来ることが分かりますが、何が変えるトリガーになりえるのか、マルトリートメントのように変えられる可能性の乏しいものはどの程度存在するのかなど、分からない事は多くあります。

エピジェネティクス自体は凄く面白く、遺伝学について凄く興味が惹かれましたが、新たな素朴な疑問もうまれつつ、結局自分の性格的なものと考えているものは遺伝子のON/OFFに寄るものが結構あるのでは?と思ったりしました。

[読了]がんばらない戦略 99%のムダな努力を捨てて、大切な1%に集中する方法

昔から怠け癖が強く、勉強するよりテレビを見ていたほうが楽しいと思ったり、ふとゲームなんてやろうものなら始めたタイミングでは時間を忘れて没入して生活自体が壊れるレベルでやったりする。

そんな性格みたいなものは中学生くらいから何一つ変わらない事にずっと苦しんでいる。

  • どうしたら「勉強」というものに頑張る事ができるのか
  • どうしたら自分の怠け癖を治すことができるのか
  • どうしたら楽しいと思えるのか
  • どうしたら熱中できるのか
どうしたら...。
最近で言えば、対策として何度目か分からないけれども再び「ポモドーロ」を取り入れようと思ったけど、ポモドーロの25分という時間が時計を見て確保できなそうだと思ったら、そもそもタスク自体実行できない事に苦しんだり、朝が重要だと言われても起きる時間がぴったり「●時」にならない事から朝のスケジュールに曖昧になったり。

あとはポモドーロ2枠で実行しようと思っていたけどすでに1枠しか実行できそうにないと時間的な意味で考えてしまったり、そもそも作業に着手し始めたら1時間くらいはかかるだろうと予想しているものなんかは、すぐに時計を見てスキップした結果長らく放置されているなんてことも多い。

そこから更に自分を責める悪いループにハマる事何十年?
まぁ昔から何も行動は変わっていないし、昔から何も獲得できていないし、昔から何も成長していないなと思ったりするということで。

習慣化できている事ももちろん多い。例えば筋トレとか。
あとは週に2回と決めていたタスクを最近毎日に切り替えたものもあるし、週4まで増やしたものもある。それは今の所うまくいってそう。そういう意味で現状を全く悲観的に見ていない。
たぶん他にも転用していくことは可能なはずなんだ。

ということで本書で書かれているような習慣化あたりは出来ている。一番習慣化したい勉強以外は。
どうやったら勉強を娯楽化できるだろう。

とりあえずポモドーロも重要だけど、一旦「本を開く」とか「1つ覚える」とか、そういうレベルまで落とそうかと思う。そして記録しはじめることから始めようかなと思う。

他にも"隣の芝生"的に色々興味を持ってはすぐにやめたり、目標を決めて走り始めても他に興味が出たものがあったら、ひとまず目標をペンディングさせたり、そういうことも多い。
どうしたら目標達成まで脇目を振らずに走れるんだ...ホント、自分が恥ずかしくなってくる。

[読了]面倒くさがりの自分がおもしろいほどやる気になる本

「面倒くさいな」「気が進まないな」と思うときに役立つノウハウ集。

とりあえず他書でもよく書かれている内容詰め合わせ感はありますが、何かピンとくるものがあれば、直ぐに日常生活で取り入れることが出来るという点で、一読しておくのもよいかもしれません。

[読了]Googleコアアップデートの読み解き方[2021年版]

Googleのコアアルゴリズムアップデートについて、2010年より以前の「重み付け調整によるランキングアルゴリズム」から「機械学習を活用したランキングアルゴリズム」へと変化していく歴史的な流れに触れつつ、2021年現在どのように考え、付き合う事が重要かを指し示す本となっています。

古い表現でいうと"Content is King"と言えなくもありませんが、E-A-T的なコンテンツの考え方以外にも低品質と言われる指標というか指針のようなものを数多くあります。Link Baitや広告過多とか、その他諸々。

コンテンツ...と一言で言っても情報の見せ方やユーザへのアナウンスの仕方は一つではありませんので、正解というものは自分で考える必要があるのは言うまでもありません。本書ではシャチハタの例もありますが、テキストで伝える部分だけでなく写真で伝えたり動画で伝えたり...。

私の場合は料理コンテンツで心当たりがあると言いますか、料理でStepを確認するだけじゃなくて時々"●●切り"みたいな切り方だったり、ふと手順のテキストを見て分からないところだけ、その手順の動画を再生して見るけど、分かるStepの動画は再生しないということをよくやります。

自分が提供するコンテンツがHowto的なものであれば写真やテキストの他に動画があると良いのかもしれませんし、"良い"コンテンツがどうあるべきか、どう見せるべきかは自分たちで考える必要があることは言うまでもありません。

また、本書を読みながらも最近Googleのアルゴリズムは絶えず変化しているがメディア側はなかなか変化しない(できない?)事が現在の日本のウェブ世界においては大きな影を落としていると考えていることを思い出しました。

例えばウェブサイトの滞在時間やアクセス数(PV数)を競争力としてサイト間比較を行う事だけでなく、ウェブサイトにおける広告収益を予算・目標という名前のもと拡大すべく広告枠を増やすという悪手を試みたり、PVのような宗教的盲信と同様に1つのページを複数ページに分割しページングを強制することによりPVを増やすだけでなく、広告収益を増やすことに注力しているメディアは昔から今に至るまでGoogleがいくらアルゴリズムを変更しようが変わらない。そんな気がしています。

特に今米国で導入されているPassage Indexingが日本でも適用されるとどうなるかなぁと想像してみたり...。

あえて自分たちを「メディアである」と位置づけて、クラウドソーシングを利用しているのか分かりませんが似たような記事を数多く毎日量産されているようなウェブサイトも個人的には涙なくしては閲覧できません...

本書ではE-A-TやYMYLを著者の経験を通じて更に噛み砕いたり、整理されており「コンテンツ」そのものと向き合っている人にとって有益な本となることは間違いないでしょう。本書を通じて再度Googleのドキュメントを読み直してみたり、Googleの公式ブログを読み直してみるのも良いかもしれません。

1事業会社で色々な業務を行いつつ片手間で行っているSEO担当者としては、SEOは宗教と同じだと思っていたりします。それは良い事というのが示されているけれども自分の行動が「良いこと」であるかは自分で考える必要があって、「それは良い」「それは悪い」ということは示されていない。いや「殺人」じゃないけれども、行っちゃいけない事というのはもちろん示されているけど、結局小さなウェブ改善はそれぞれ自分でユーザの視点に立ってみたり、事業者側の視点に立ってみたり、多角的に見ながら自分で判断する必要があります。そういう意味で宗教みたいなものかなと。(何かを馬鹿にしている意図は全くありません)

しかも会社にとって利益相反的な立場といいますか、SEO視点で売上として切り捨てないといけない判断を行わなければならないことも数多く存在していると思います。この点では1担当者として他社の担当者も大変なのだろうと思ったりします。ひどい話、責任を押し付けられるSEOコンサル的な人がいたらなぁとふと思うこともあります(苦笑)

最初だけコンサルに入っていただいたけど全然納得できずに契約を終了させて、自分でSEOをやり始めてやっとそこから40倍は超え始めた...という自慢もありつつも、まぁそれでも課題はホント多いなぁと今でも思いますし、そこまでSEOに執着もありませんが人から相談される事がある身からすると、時々間違った事を言っていてすみません!と思いつつ、愚直に知識をUpdateしながら自分のサイトを見直すことが大切だなと思います。



有能なSEOコンサルさんだったら、もっと短期間で40倍くらい達成できるのでしょう。

本書はGoogleが指し示し、Officialに書かれている内容や公開されているドキュメントの内容が中心に書かれている事は間違いありませんが、再度自分なりにサイトをチェックする項目を見直してみる事をまずは次のFirst Stepとしようと思いました。

数百とランキングしぐなるが存在する現在、"ランキングが落ちたという事象に対し事業者側で分析することは費用対効果が見合わず無意味"なので、コアアルゴリズムにて一喜一憂せずウェブサイトで様々書かれている事にも惑わされず、Officialを見ながら自分で考える姿勢を貫くこと。これを再度肝に銘じようと思っているところです。

[読了]そもそも「論理的に考える」って何から始めればいいの?

同著者ですが、以前読んだ「「伝わらない」がなくなる 数学的に考える力をつける本」をより平易に読みやすく、スキマ時間にも読めるような対話形式とした本です。

論理的に考えるの苦手だなぁと思っている方や、論理的思考について興味があるけどハードカバーの文字量多いものは読みたくないといった方がパラパラめくるのにちょうど良さそうです。

[読了]最短で結果が出る「超・学習法」ベスト50

著者が今現在の科学的な視点から見た「学習法」よりも寧ろ、著者がどういう気持ちでどう行動した結果、そのスキルを身に着けたのかという、ソッチのほうが寧ろ気になってしまいました。

それは学習自体が楽しいということかもしれないし、最後に書かれているとおり
  • 目的地
  • どの階段を選ぶか
  • どう上るのか
を決めることで、ゴールに対する具体的なアプローチを考え、あとは努力することと、目標とするスキルを持っている人から正しいフィードバックをもらうことかもしれません。

それは他書でも触れられている内容ではありますが、やはり自分には足りない部分だと強く認識させてくれました。