[読了]SNS変遷史 「いいね!」でつながる社会のゆくえ (イースト新書)

「いま現在のSNSの環境がわかりにくいのは、何も情報感度やリテラシーのせいではなく、一口で語りにくいほどに多様化・複雑化してしまっているから」である、という筆者の主張とともに紐解くSNSの流れ。

テキストだけのやり取りから画像、音声、動画などのメディアが登場し、リアルタイムのライブ映像や更にはAR、VRのように技術の発展とともにSNS上でのやり取りが複雑化してきている。

テキストのときは発言に対する批判や同意などの単純なやり取りだったのが、より「インスタ映え」のような暗黙の了解ともいうべきルールや趣味趣向、それら様々な要素が絡み合い、どれか1つのSNSだけしか使わなくなるというよりは用途によって使い分けたりと分散化が起こっている。

それらが各々影響を与えたり、与えられたりすることでより多様な情報の選択肢がセットされていくダイナミズムを丁寧に把握していくことで、現状の複雑さを整理して理解することを目指している。

新しいSNSに触れる事で新たなニーズが生まれ、今後も違うコンセプトを持ったSNSが生まれるでしょう。一旦本書を読み整理をしておくことで、その複雑さの中でもプロダクトの位置付けを把握できるようなると思います


[読了]僕らはSNSでものを買う

最近特にSNSでバズって商品を買うとか調べるという行動が増えた気がする。そんなSNSフックの購買行動や検索などについての本です。

SNSマーケティングという意味でいえば、ここ10年とか本書で書かれているような内容自体に真新しさは無い気がします。
UGCとしての3つのポイントは重要なのでここにもメモ。

  • 情報の信頼性
  • 行動転換(態度変容)
  • シェア

UGCという名前も結構懐かしいなぁと思うところはあるけれども、UGCというのは昨今話題になっているAmazonの適当なレビューというよりはTwitterなどSNS上における短文レビューに限定して見たほうが良いかもしれません。

最近は特にTwitterで拡散して〜という事例はよく見かけている気がしますが、個人的な購買行動という意味でいうと、Twitterは自分がリスペクトしていたり同じ興味を持っていたり、好きなプロダクトに関するオフィシャルアカウントばかりをフォローするようにしていたので、その人が呟いたモノを買ってみたり、その人たちが呟く事で"あ、買うの忘れてた"と思って買ったりすることが多くなりました。

そういう意味ではフォローしている人、それ自体が私自身にとってのインフルエンサーであることに間違いありません。企業がアプローチすべきTwitterアカウントは確かに本書でかかれているようにフォロワー数が多いユーザではなく繋がりの強い関係を構築しているようなアカウントなのかもしれませんが、この辺りに関しては自分の使い方も含めて答えは難しいなぁと思ったりしました。

あと...すみません。この図だけは笑いました...色んな意味で。情報詰め込んだヤバイ図...


[読了]すぐやる力 自然に動き出す自分に変わる!

いわゆる自己啓発本という感じでサラッと読もうかと購入。

最初の第1章 "すぐ「行動」を変える" と第2章 "すぐ「自己効力感」を高める" の部分で少し自分の行動を変えようと再度意識。

この本を取ったということは...ということで、自分は何事も「すぐやる」という事が出来ない場合と、すぐやり始めても数日頑張ってあとは放置して、またギリギリに力を出したりとムラが出たりします。
本書にもあるとおり、自分が失敗を恐れていたり評価を恐れていたり、その結果失敗して自己嫌悪や自己効力感がなかったりとか、そんな悪循環があるので多少なりとも変えようかと思い、結局前にすすめていない自分がいたりするわけですが、まずは自分の環境を整えながらも着実な一歩と、自己効力感の回復あたりから始めようかなと思った次第。


[読了]世界基準で学べる エッセンシャル・デジタルマーケティング

浅く広くデジタルマーケティングが学べる本です。
どの分野も業務として携わる場合はもう少し詳しい本を読んだほうが良いでしょう。ただデジタルマーケティングを大別し、それぞれについて用語含めて押さえておくという点では本書は最適だと思います。

勘所というか要点となる部分は書かれているという事と2019年の現時点で最新の情報が掲載されているなと感じるので、本書で得た知識があればマーケティングの分野に入って言葉が分からないという自体はなくなるでしょう。

外部ベンダーとやり取りが発生する場合でも、理解した上で会話ができたり難しい用語によって議論の論点がずれたりといった事も防げると思います。


[読了]「つながり」の創りかた― 新時代の収益化戦略 リカーリングモデル

売り切り型のモデルからリカーリングモデル、中でもサブスクリプションビジネスがここ数年で非常に増えてきました。
サブスクリプションモデルは長期的に大きなプラスの利益をもたらす代わりに、ユーザの入会時からしばらくはその人単体でみると赤字となります。各ユーザ個人個人と長期的に関係を気づく必要があることは自明であり、途中で会員が離れていくようなサービスの作り方、例えば売り切り型のモデルで展開していた企業が同じサービス提供レベルでサブスクリプションを導入したり、サブスクリプションを解除しにくくするだけの施策というのは悪手であることは間違いありません。

KPIが販売数からユーザ数に変わる事ももちろん、より積極的に購入以降のタッチポイントを意識し、それを利用するユーザ数を捉えていくことが重要です。

各ユーザがどういうジョブを解決したくてそのサービスを利用しようと考えたのか。それを利用する事で次に発生する課題は何なのか。商品のアップデート・アップグレードや他社が行っていないタッチポイントを設けることで、ふとしたキッカケに自社を思い出したり、相談してくれるようなポイントは設けられないか。

はたまた荒れないような制約を設けてメンバー同士のコミュニティの場を設けることはできないか、メンバーシップモデルを構築はできないか。。。

以前機械学習まわりの話を聞いたときに面白い話が一つあって、AIを構築し未来に対し予測モデルを作りある程度の精度が出始めると次に起こるのは予測した数値に対する効率化の話であると。プロダクトの組み合わせによる効率化であったり人の配置に関する効率化、作業自体の効率化や最適化ではありますが、とても近い感覚を覚えました。
ユーザが何かジョブを解決するためにプロダクトを使うと次に発生するジョブは何かに考えを巡らす事、それが自社のプロダクトをアップデート・アップグレードするキッカケにもなるし、他社との差別化にもつながっていくという意味ではとても重要です。

[読了]トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法

現代人は「呼吸過多」な状況にある。という著者による主張とその根拠、呼吸過多を治すプラクティスが書かれた本です。

アスリートの場合は筋肉よりも先に肺が限界を迎え、苦しくなり限界を感じることが多かったり、現代人に喘息が多いという事象、心臓など循環器系に問題をかかえていたり、集中力に欠ける問題など「呼吸過多」が引き起こす現象は多いようです。

本書では「酸素アドバンテージ・プログラム」として、主に呼吸の回数を減らすプラクティスが書かれていますが、読みながら「瞑想に使えるなぁ」と思っていたら、ちゃんとその辺りにも言及がありました。

私自身、本書を読んでいて思い当たる節が何点かあったという事と直近現役ハーバード大学生の生活としてのメモがTwitterにありましたが、そこに「毎朝瞑想」と書かれていたりマインドフルネス的な昨今の流行りもあり、本書に書かれている瞑想の手法をまずは取り入れてみようと思った次第です。


運動に関しても考えないとなぁ。
私の場合、家族が音楽系だったこともあって(?)昔から鼻呼吸・腹式呼吸だったので、その部分に関して習慣を改めないといけないという事はないのですが、それでも呼吸過多であることに変わりはありません。

あと実は本書の中に載っている寝ている時に口にテープを貼るという手法、実は昔風邪をひくときは、いつも喉から始まるということを誰かに相談したときに提案されて、1年以上サージカルテープを貼って寝ていたことがあるんですよね。大学時代。
今は貼ってないけど、風邪も殆どひかなくなったので貼って寝ることはないけど今は大丈夫なのだろうか...
気になったら再びサージカルテープを貼って寝るというのも良いかもしれないな。。