[読了]米国ビジョントレーナーが教える 眼を動かすだけ1分間超集中法

集中力が欠けていると感じたり、仕事上でミスが目立つと感じていたり、文章を飛ばし飛ばしで読んでしまったりする場合の原因の一つとして眼の問題という事もあるようです。

本書は「視る力」を改善するトレーニングを紹介しているものです。著者の経歴等も考えると大真面目な本であることは間違いないのですが、どうしても本の中で「私はこれで良くなりました」的な情報商材あるあるな文章がポツポツ入っていると、そのへんは全てすっ飛ばしたくなりますね。。。

とはいえ集中力、その他何らか感じている不調というものは色んな原因があるのだろうし、自分がどんな原因によってその事象が発生しているかを特定することは非常に難しい。それは病気でも体の不調が痛みとか気だるさとか、似たような症状で発現したとしても実際それを引き起こしている病気を特定しづらい事と全く一緒なのでしょう。

医者が一発で特に難病のようなものが診断出来ない事があるのと同様に、単純に「集中力に欠ける」なんて言っても、ADHDという可能性もあるだろうし、一つに特定が出来ないものなのだと思います。

話は本書の内容に戻りますが、本書内で紹介されている「眼のトレーニング」は非常に簡易なもので数分で終わるようなものです。普段使わない部分を意識的に動かすというのは筋トレもそうですが、必要なものかもしれません。

シャワーを浴びている間などにでも少しやってみようかなと思います。(毎回覚えてるかな...?)

[読了]オナホ売りOLの日常

隙間時間で軽く読んだ本ですが、漫画と文章が交互に続く構成でイメージしながら大部分はニヤッとしながら読めて後半は少し業界的なというか、世の中の情勢的な部分、何か著者が会社に対してや特定個人に対してのメッセージといった感じも受け、ウーンと思いながらパラパラめくっていました。

どちらかというと著者自身というよりは、業界裏話・面白話的なものを求めて読んでいたのかもしれません。

販売しているものや所属はやはり特殊な感じがしますし、世間からの風当たりというか、マーケティングするにしても厳しい業界な気はしますが実際の仕事の内容としては一般的な会社とはあまり変わらなそうですね。

業界自主規制機関などの話も出てきていますが、なんだかモヤッとしますねぇ。うーん、なんだろこの読んだ後のもやっと感。


[読了]あなたの潜在能力を100%引き出すたった1つの方法

自分がどういう人生を歩み、どういう人物になりたいか。自分の中でイメージすることが出来ないなと思うと同時に、普段頭の中でイメージをするという感覚自体が普段あまりないのではないかと思い本書を読みました。

本書は自分のイメージ力を簡単な質問表で判定しつつ、どういう基礎トレーニングをすればよいのか、何か学習や趣味などにイメージをどう転用して実践すればよいかが書かれており、何か学習している上で記憶に弱みを感じている人や、絵を上手くなりたい人などにはオススメの本かもしれません。

個人的には本書に書かれているようなイメージトレーニングも良いのですが、単純図形の記憶などだと少し面白くないなと思ったので、YouTube等から短編小説または小説の一部を朗読した5分程度のものを定期的に聞きながら、イメージを思い浮かべるというトレーニングを行ってみようかなと思います。イメージ力のトレーニングの第一歩としてはこんな感じでも大丈夫かな?と思います。

イメージすることが苦手だなぁと思い、なんとなくウェブを検索していると世の中には「Aphantasia(アファンタジア)」と言われる、脳内でイメージが出来ない人という方がいらっしゃるようです。自分がイメージできる側の人間か?と聞かれると、全くそうではないし寧ろイメージできるとはどういう状態のことを言うのか?と思ったりします。

とはいえ自分が全くイメージというものを備えていないとも思っていないし、何となく積み重ねれば人間の脳のことだし、恐らく自分が納得行くレベルでは獲得できるのでしょう。

本書を読んでいるとイメージ力というものは幼少の頃の過ごし方に結構大きな影響を受けているんだろうなぁと思うと同時に、過去をどうこう言ったところで仕方もないので、今からでも地道に能力としては獲得できるようにしようと思いました。

もし絵を描く力を向上したい場合は本書によると一度記憶した絵を出力するというトレーニングを積むと良さそうです。


[読了]武器としての図で考える習慣―「抽象化思考」のレッスン

「図を描くという作業は、「考えるプロセス」」である、そして「図との対話によって考えを広げ、深めるのが「図を描くこと」」という著者の言葉にある通り、図を描くことで考える対象に対する考えを分解して考えてみたり時系列的な動きを出してみたり、マッピングしてみたりして深めることが重要です。

本書では様々なフレームワークとしての「図」とその考え方やポイントがまとめられていますが、最終的には「決して完成させることが目的ではなく、図を拙速に完成させること自体に意味はありません」と述べているとおり、図を描く事それ自体は目的ではありません。

この部分は多くの人も同意することだろうとは思いますが、フレームワークも守破離ではありませんが、最初は真似して描いてみる、その後自分が対峙している事象に合わせてカスタマイズをしてみることが重要なのでしょう。カスタマイズと言っても一本線を加えてみるだけで全く違う発見があるかもしれません。

本書ではそんな内容がまとめられています。


[読了]人は悪魔に熱狂する 悪と欲望の行動経済学

本書ではマーケティング、データサイエンス、行動経済学の知見からヒットした商品や事象に対して人の欲望やバイアスなど、人の「悪」というか行動原理的な側面から捉え直し、なぜその結果が生まれたかを紐解いている本です。

昨今行動経済学的な文脈から逆にこういった人のバイアスを利用し、所謂ナッジという「暗黙のうちに誘導される」というと語弊があると思いますが、リバタリアンパターナリズムのような思想が出てきたりしています。

一方で人の認知バイアスというものは有名な図だと以下のようなインフォグラフィックが存在するくらいバイアスがありすぎて、ちゃんと調べたことはありませんが、ナッジというものは本当に"上手く"成立するのだろうか?と思ったりもします。


FACTFULLNESSは実はまだ積ん読状態で読んでいないのですが、データ元の数字が正確さとは遠いものである可能性という視点は確かに自分の中で欠けている部分でもあり、少しでも「本当かな?」と思うのであれば出典にあたったり自分で計算してみるなど、考えてみる必要があるのだろうなと思いました。

本書と関係はありませんがここ数年ニュースメディアというか、もっと大枠のメディアというと主語が大きすぎますが、Twitter等でバズったまたはリツイートやファボ数が多い物にスポットを当てて、それが一般大衆の意見であるとするものや、逆に殆ど言及されていないのにSNSでよく話題に上がっていると報道し、それを検証する人が現れたり直近のメディアが良くわからないなと個人的には感じていたりします。コロナまわりは特に酷かった気がしなくもなく普段からあまりニュースを見ていませんでしたが更に接触することが少なくなりました。。。

コロナ禍で緊急事態宣言が明け、一旦落ち着いた後に再度検査数を増やす事による感染者数は増加し始めました。新しい生活スタイルをニューノーマルといったマーケティング用語で説明されることもありますが、よりSNSやテレビ、インターネットメディアと接する時間が長くなる傾向にあるのではないかと思います。再度バイアスについて認識を深めながら自分で考える癖をつけていきたいところです。


[読了]ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

仕事にしろプライベートにしろ何かを先延ばししてしまう頻度は非常に多い。何しろこの本も買ってから読むまでに半年以上は放置していたくらい(笑)

SNSを眺めていたら、この本を積ん読しているという人がいて「あっ、その本気になる」と思ってAmazonへ行くと購入済みと書かれているという。。。

本書は「先延ばし」についてトコトン研究されており、なぜ"やらなきゃいけない"事をすぐに着手できず課題を先延ばしにし、ギリギリになったら着手するという行動を取るのかを学術的に分析するとともに、その解決としてどうしたらよいか?という具体的な方策が書かれているものです。

本書によれば「先延ばし」には大きくわけて3つのタイプがあります。
  • 期待 : 成し遂げた場合にご褒美を得られる確実性
  • 価値 : ご褒美の大きさ
  • 時間 : ご褒美が手に入る時期の遅さ + 時期の遅れに対する忍耐心(衝動性)
ここからさらに「先延ばし方程式」を導きます。
本書にある質問表から自分がどのタイプの先延ばし癖があるのかを把握し、同様に本書内の処方箋を試す。そんな流れの本です。

どうやら私の場合は「価値」と「時間」の2つが鬼門になっているようです。色々思い当たる節があります。。。そんな私は本書だとまずは「脳内コントラスティング法」と「失敗を計算に入れる」という部分からプラクティスとして実践してみたいところ。

これも先延ばしされなければいいなぁ(今からやる

ぜひ「先延ばし」に悩んでいる方には本書はオススメです。


[読了]漫画 君たちはどう生きるか

思うところがあり漫画の「君たちはどう生きるか」を読んでみた。大人の自分が読んでみても、学ぶべき点、得るべき点が多く凄く良い本だなと思った。

どう生きるのかというと非常に大きな問いかもしれないけれども、苦痛や悲しみのような感情を感じたならば本来自分が考えている事から外れているのかもしれない。理想や本来こうであるべきだと考えているからこそ、そのギャップに悩み、苦悩する。それは自分もよくよく考えなければいけない事だなと。

自分は何を生み出しているのだろうか。